風茶房 つのるなか

https://scrapbox.io/kazesabou/「細見綾子・沢木欣一 俳句アーカイブ」よろしくお願いします

草の花げんのしようこもまじりゐて 細見綾子

草の花げんのしようこもまじりゐて 細見綾子

草の花げんのしようこもまじりゐて 細見綾子

昭和57年の俳句です。

私の知る限り、全句集の中でゲンノショウコの出てくる俳句はこれだけだと思います。見落としがあるかもしれませんけれども。
日本全土の山野や道端で普通に見られる薬草と言われています。しかし近隣ではほとんど見かけません。

俳句の「げんのしようこもまじりゐて」からは、「めずらしいことにゲンノショウコも混じっていた」と言っているように感じます。

ゲンノショウコには白花と赤花がありますが、東日本に多いとされる白花はとても可憐で紫色の蘂が美しく、こんなに可愛い花が草地で咲いていたら見つけるだけで幸せです。綾子にもそういう気持ちがあって、この俳句を詠んだのかと思いました。

もちろん、赤花も可愛らしいです。

ゲンノショウコ 赤花

ゲンノショウコ 赤花

当家の墓所に植えているアサマフウロは、ゲンノショウコと同じフウロソウ科フウロソウ属です。似ていますね。

アサマフウロ

アサマフウロ