風茶房 つのるなか

https://scrapbox.io/kazesabou/「細見綾子・沢木欣一 俳句アーカイブ」よろしくお願いします

白萩に身拭ふべしや昨日今日 沢木欣一

白萩に身拭ふべしや昨日今日 沢木欣一

白萩に身拭ふべしや昨日今日 沢木欣一

昭和17年の俳句です。

当時の欣一は、東京帝国大学文学部国文科の学生でした。この年の11月に細見綾子と出会います。

ずっと後年になりますが、武蔵野の家の庭に白萩があり、両者に白萩を詠んだ句は目立ちます。白萩は綾子の好みで植えたのではないか、というのが俳句からの推察です。
また、綾子が白萩を愛でる様子を詠んだ欣一の句が全句集にいくつかありますが、分かりやすいし、私の好きな方向です。
しかし今回はこの俳句です。

若者らしい熱情と純真さを同時に感じられて、青年欣一をイメージします。